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つぶやき 研究 親子

リロケーションダメージ

2020年1月12日

今日は千葉の実家にいます。目的は、明日、実家の母の荷物を駒込の”セカンドハウス”へ運ぶため🚚実はこの引っ越しは第3弾。母の引っ越しは、1年をかけたプロジェクトとして計画しています。

理由は、70歳を過ぎてから住まいを変えることは、私の年齢では分からない母にとってのハードルがあるので、彼女に対する心理的ケアが必要と感じているからです。

まず最初のハードルは、当たり前ですが、歳を取ると、今までにない新たな経験をすることに単純に億劫になるということ。

次に、独り身になって時間が空くほど、今まで慣れ親しみ、家族との思い出がある資産(モノ、家、土地)を動かしたり、売ったり、捨てたりすることへの心理的な迷いがあります。

合理的に考えれば、母は、子の居住地の近くで、利便性も良く、自分が生まれ育った馴染みある豊島区へ移るわけですから、引っ越しをしない理由は何もありません。でも、そこは合理性だけではない心理が作用します。

事実、不動産屋曰く、私の母親が住むシニア向けマンションも、子が親の引っ越しを決断するも、当初賛成していた親御さんが契約直前に急遽入居を拒否し、契約がキャンセルされるケースは30%あるとのこと。

特に伴侶を失った場合は、独りで過去を振り返る時間も必要だということです。しかし、振り返りすぎてしまうと、そこから動けなくなる。だから、そこで孤独感を与えないよう、家族、友人、知人といった周囲が、緩やかに、繋がりながらムードを作る必要があると思います。

ムードとは、すこしづつ、あらたな居住地の利便性やあらたな風景を見ながら過ごすワクワクを共感すること。対話を通して精神的に動機づけをしながら、急ぎすぎず、段階的に環境を切り替えていくことが大切だと感じます。

介護関係者にこの話をすると、科学的にも正しいみたい。”リロケーションダメージ” というそうです。確かに、僕らであっても新居やホテルってどこか落ち着きませんよね。齢を取れば変化へのケイパビリティが下がるので尚更。

リロケーションダメージ

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わたし、ご承知おきの通りせっかちな性格なのですが、ここはぐっとこらえて、相手のエモーションを第一に進めていかねばと思います。そろそろ寝ます。一軒屋は寒い🥶

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